1.テントとツェルトの違い
山岳用テント |
ツェルト |
テントとツェルトって何が違うの? 「テント」は英語、「ツェルト」はドイツ語だそうです。 ということは…どちらも同じ? 軽量でコンパクトになり、どのような山行でも携行すべき装備である緊急時用のテントを「ツェルト」と呼び、 「テント」 主に泊りでの山行に携行する装備。 キャンプ用テントとは違い、山岳用テントはザックに入れて山行時に携行する装備ですので、 また、山岳用テントは山特有の雨風に対応する設計がなされております。 山岳用テントには、大きく分類すると「ダブルウォールテント」「シングルウォールテント」の 主に日帰り、泊りの登山に関係なく、常に携行すべき緊急時用装備。 万一のビバークにより、身動きがとれないなどといった緊急時に被ったり、 簡易さゆえに居住性や荒天時の対応能力では、テントに及ばないようです。 |
2.テントの種類と分類
ダブルウォールテント |
シングルウォールテント |
冬用外張り(ダブルウォール専用) |
・ダブルウォールテント 山岳用テントには、「3シーズン用」と「オールシーズン用」が存在します。
・冬用外張りの使用条件
・シングルウォールテントについて 商品の製作にあたり、自分自身で欲しいものがコンセプトでした。 |
3.ツェルトの拡張性
ツェルト
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タープ併用 (ツェルトフライシート併用) |
本来の用途は、非常時に被って使用する道具ですが、トレッキングポールや張り綱、ペグなどを用いて テントのように設営して使用することが可能です。 それに加え、タープを併用することで防水性を高めることも可能です。 |
4.性能比較
oxtos(オクトス)おすすめアイテム
・ダブルウォール
NEWアルパインテント2人用 |
oxtos(オクトス)定番のダブルウォールアルパインテント。 設営方式は簡単なスリーブ式を採用。 前室空間を広く設計することで靴やザックなどをテント外へ置くことが可能。 通気性を向上させる為、テント天井部にもベンチレーションを追加しております。 別売りの冬用外張りを使用することにより、オールシーズン対応のテントとなります。 oxtos(オクトス)製品は、製造直販ですので、お求めやすい価格設定となっております。 |
・シングルウォール
ULシングルウォールテント2人用 |
oxtos(オクトス)最軽量のシングルウォールテント。 摩耗やポールの突き刺し等で破れやすいグランドシート(テント底部)の4コーナーには 「ゴムシート」「40DナイロンPUコーティング」「210Dナイロン」の3重構造で補強しております。 厳冬期を除く、3シーズン(春~秋)対応のシングルウォール構造。 軽量性と設営・撤収の容易さを両立するインナーポール方式。 床面と主要縫製箇所にはシームシーリング処理を施しており、耐水性を高めています。 山岳用としてだけでなく、自転車などのツーリング用にも適しています。 |
・冬用外張り(oxtos(オクトス)ダブルウォールテント専用)
1人用・冬用外張り | 2人用・冬用外張り |
厳冬期の高い標高で雨の降らない状況下で テント内の保温性、耐風性を向上させることを目的とした製品です。 ※フライシートとの併用はできません。 耐水性能はありませんので、雨や水分の多い雪の際は使用できません。 oxtos(オクトス) アルパインテント専用のオプションです。 |
・ツェルト
L透湿防水タフツェルト | NEW透湿防水ツェルトライト |
緊急時に1~2人が中で横になれるサイズのツェルトです。 ポールやストック、ロープを使用して設営が可能です。 本体側面から見た形状を台形として無駄なスペースを省き、 側面の縫製部分を減らし防水効果を高めています。 非常用のビバークテントとして是非携行したいアイテムです。 |
ライタープロフィール 林 郁範 (はやし ふみのり)
株式会社 オクトス 代表取締役
北海道に生まれ、高校から山岳部に入部し、
大学でも山岳部に在籍。
登山用品販売会社でザックやテントなどの製造に携わり、
1999年にオクトスを創業。
自分がほしいものを作っているだけ。
同じようにほしいと思ってくれる人がいるはず。
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