6日間休みをもらい黒部に向かいました。しかし、生憎の雨。
途方に暮れていたところ、三俣山荘でいろいろな人たちに出会い、
昼夜展望食堂で楽しい時間を過ごさせていただきました。
当初の計画では黒部一帯をぐるっと回る予定でしたが、
雨で大幅に計画を変更せざるを得なくなりました。
三俣山荘ではsoftbankが繋がるのですが、docomoは繋がりません。
電波を受信するためには三俣蓮華岳や鷲羽岳(8合目以上)に行く必要が
あり、8/30に天気を確認するために一度鷲羽岳に登りました。
山頂では豪雨を浴びながらスマホで天気予報を見て、9/2は晴れると確信し三俣山荘
をベースに待つことにしました。
ちなみにdocomoの北アルプスの電波状況を知りたい場合はネット上に公開されています。
また、新穂高登山指導センターにdocomoの電波状況がわかるパンフレットが
ありますのでご確認ください。
docomoの電波状況のパンフレットはちょっとしたマップになっており、何か得をしたような気分です。
8/29 曇時々雨 新穂高温泉〜鏡平山荘〜双六小屋
8/30 雨 双六小屋〜三俣山荘〜鷲羽岳〜三俣山荘
8/31 雨 三俣山荘
9/1 雨 三俣山荘
9/2 曇時々晴れ 三俣山荘〜鷲羽岳〜水晶岳〜温泉沢〜高天ヶ原温泉〜雲ノ平〜三俣山荘
9/3 曇り時々晴れ 三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜双六小屋〜鏡平山荘〜新穂高温泉
8/30 双六キャンプ場で一泊したあと、三俣山荘に到着
2Fが展望食堂です。
天気が良ければここから槍ヶ岳が見えます。
2F展望食堂でみつまたブレンドのサイフォンコーヒーを飲みます。
これがめちゃくちゃ美味いです!
この展望食堂で8/30 8/31 9/1と雨で停滞。
9/2 満を持して山に向かいました。
鷲羽岳でご来光を見ようとしてましたが撃沈!
ガスで何も見えず水晶岳に向かいました。
水晶小屋から水晶岳に向かう途中に聞こえてくる
「おーい!」という声。もしやこれは黒部の山賊にでてくるアルプスの怪…。
これを「おーい!」で返したらダメなやつですね。
怖い体験をしました。
温泉沢を下ります。
雨でいつもより増水しているようでした。
テクニカ登山靴のフォージのおかげでなんとかコケず。
メガグリップの登山靴は濡れた岩に強くて良いですね。
秘湯高天ヶ原温泉に着きました。
温泉好きなら一度は行ってみたい場所です。
早く着きすぎたのと連日の雨で混浴露天風呂を貸し切りです。
貸切すぎて何だか寂しいですね。
混浴はちょっとぬるめで、男湯は熱い湯でした。
高天ヶ原山荘で入浴料金300円を払い、高天ヶ原に着きました。
高天ヶ原はどんなところかと思いましたが、展望台がありそこからの写真です。
少しづつ天気が回復してきていましたので、ここから雲の平へ向かいました。
雲ノ平に着きました。
高天ヶ原からあがると展望のいい場所に出ます。
小屋の方もそこでのんびりと休憩をされていました。
ここはそのちょっと手前のところですね。
雲ノ平山荘が見えます。
ちょうどこのあたりが一番展望が良くて雲ノ平一帯が見渡せます。
ぜひここで雲ノ平を満喫してみてください。
黒部の源流部を通り、三俣山荘に戻ってきました。
全部自炊で過ごしていましたが、夕飯は名物のジビエシチューを食べました。
めちゃくちゃ美味かったです…。
9/3テントを撤収して新穂高温泉に向かいます。
最後にやっと鷲羽岳がすっきりと見えました。
三俣山荘の方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
双六小屋から鏡平山荘に向かう途中にやっと槍も姿を現しました。
このあとすぐ槍穂高は見えなくなりました。
今度は天気がいいときに。
余談ですが、土砂降りの中でもテント泊をしていたので、山荘の方や宿泊の方から
「何故、重たい荷物を担いでテント泊するのですか?」
と聞かれました。
理由は、買った道具を実際フィールドで使うのが一つの楽しみであること、
自然をダイレクトに楽しめるテント泊が好きだからですね。
もちろん、雲ノ平山荘のような素敵な山荘には宿泊してみたいですが・・・。
重たい荷物を持って行動できれば確実に登山に必要な体力は養われますので、
トレーニングしてみたい方はやってみてください。
山岳ガイドさんに登山の体力をつけるにはどうしたらいいですか?
と聞くと、だいたいこの答えが返ってきます。
山小屋泊メインの方もテント泊デビューをしてみてはいかがでしょうか?
富山店 高松
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