3/3~3/4 五竜岳(雪洞泊)

3/3~3/4の2日間で、五竜岳を登ってきました!

3/3 白馬五竜スキー場上部から遠見尾根を登る 西遠見岳直下で雪洞泊

3/4 雪洞から白岳経由で五竜岳山頂へ 来た道を戻る

 

たまにはガツガツした登山ではなく、登攀のない気楽な登山をしようと思い立って五竜岳を登ってきました。

とは言うものの、ただ気楽なだけでは面白みがないということで、今回はテントを持たず雪洞を掘って一夜を過ごすことに。

鹿島槍ヶ岳北壁

五竜岳 武田菱がクッキリ見えますね

急な斜面の方が雪洞を掘るのに楽です

まずは縦穴を掘り、そこから奥に広げます 入口にはツェルトを張って風や冷気を防ぎます

グローブが濡れるので、替えを多めに用意しましょう

中は無風で静か、夜は暖かいです

 

西遠見岳の南側の斜面にナイスな斜面を見つけたので、そこを1時間ほど掘って雪洞完成!

夜は少し風も出ましたが、雪洞内は無風そのもの。内部の気温も、雪に囲まれているため0℃を下回ることなく、暖かく過ごすことができました。

 

翌朝はのんびり出発。まだ山は厳冬期だろうと思って準備したのですが、拍子抜けに風もなく気温も高い中での快適すぎる登山になりました。

中央のカールを登る方もいますが、そこは雪崩で死亡事故が発生している超危険個所なので、右手の尾根沿いを登りましょう

白岳頂上から見る五竜岳 左下に少しだけ五竜山荘の屋根が見えます

ちょっとした岩場や急な雪面を登っていきます

もうすぐ頂上です

 

西遠見から1時間40分ほどで山頂へ到着。360度の大展望で、槍ヶ岳や剱岳、日本海などを一望できる絶好の登山日和でした。

 

立派な山頂標識

剱岳です いつかは冬に登ってみたい!

鹿島槍の双耳峰 右手が南峰で左手が北峰です

日差しが強く風も弱いので、まさかの素手

 

 

 

 

帰りには遠見岳山頂付近で雷鳥にも遭遇できました。白い雷鳥を生で見るのが個人的に初めてだったので、しつこいくらい写真を撮影していたら20分が経過・・・(笑)

雷鳥 目の上が赤くないのでメスでしょうか

 

今回は暑いほどの日差しと穏やかな風を受けながら歩いて、季節の移りかわりを全身で感じられました。もう春はすぐそこです!

 

 

富山店 武田

 

※より詳細な雪洞の掘り方や注意点も書いてみたのですが、あまりに長くなったため泣く泣く割愛しました。

詳しく聞きたい方はスタッフ武田までお尋ねください。

 

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